ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社 様

http://japan.unity3d.com/
事業内容 ゲーム開発プラットフォーム「Unity」の開発・提供

「正しい情報、かつ直感的に情報を読み取ることができ、当日の移動イメージが鮮明に頭に浮かびました。」

ゲーム開発用プラットフォーム「Unity」を開発・提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン。「Unity」を使ったモバイルゲームの世界シェアは約45%と、圧倒的な知名度を誇る同社。そのユニティ・テクノロジーズ・ジャパンで、日々、プロダクト・エバンジェリストとして「Unity」を広める活動を行っている簗瀬様に、実際にRODEMを利用した感想や、今後期待することについてお話を伺いました。

unity logo

■RODEM利用のきっかけ

「外出が多く1日の訪問数も多いため、移動の計画が面倒だった」

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プロダクト・エバンジェリスト
/ 教育リード
日本バーチャルリアリティ学会
認定上級VR技術者
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科付属
メディアデザイン研究所/
リサーチャー
簗瀬洋平様

私は学術系ユーザーの担当として、日々、学校や教育機関に「Unity」を広める活動を行っています。

ユーザー先である学校や教育機関は全国にあり、1日にだいたい3~4校は訪問するようにしています。

効率の良い移動の計画を立てるためには、事前に1校ずつの経路や電車に乗る時間、最寄り駅から訪問先に到着するまでの時間を調べる必要がありました。

しかし、この作業が非常に面倒でした。私はGoogleカレンダーを日常的に利用しており、予定を入れる際はGoogleカレンダーに予定を登録し、訪問先の住所を入力して経路を調べていました。

ところが、Googleから出てくる経路情報が、たまに実際のものとは違う内容で出てくることがあり、わざわざそれを「駅すぱあと」や「Yahoo!路線情報」で調べ直す作業を行う必要がありました。

そのようなときに、前職時代にゲーム関連の勉強会で知り合い、今も親しくしているヴァル研究所の方から「RODEMというツールがあるので是非使ってみないか?」と提案を受けたことがきっかけで、「RODEM」を利用することになりました。

■RODEM利用の感想

「正しい情報が出て、それでいて非常に使いやすい。単にローカライズされたものとは明らかに違う利便性の高さを感じた」

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実際にRODEMを利用してみて感じた評価ポイントは、「正しい情報が出て、それでいて非常に使いやすい」ということです。

まず、「企業名を入力するだけで、正しい経路情報が出てくること」が挙げられます。これまでは、訪問先の最寄り駅を調べて、そこから訪問先までの移動時間を逆算し、出発元の最寄り駅の電車に乗る時間を調べる必要がありました。

ところが、RODEMを使えばその作業は一切必要なくなります。これは非常に画期的だと思いましたね。
ただし、現状では企業名には対応していますが、学校名には対応していないため、自分で学校名を登録してRODEMに反映するようにしています。将来的には、学校名にも対応するようになるとさらに利便性が増して嬉しいですね。

次に魅力を感じたポイントは、「情報の読み取りやすさ」です。

Googleの場合、最終的に正しい情報にたどり着けるものの、情報の表示画面が整った状態ではないため見づらい印象でした。 それが、RODEMの場合は直感的に情報を読み取ることができ、当日の移動イメージが鮮明に頭に浮かぶような印象を受けました。単に情報をローカライズしただけのものと、ユーザーが利用するシーンを想定して作られたものとでは、使いやすさに明らかな違いを感じましたね。

次に、「当日に予定の時間をずらしたときでも、1発で経路情報が再検索できること」が魅力に感じました。

いくら前日に移動の計画を立てたとは言え、当日になると何らかの理由で計画通りに移動できなくなることがあります。その場合でも、RODEMを使えば予定の時間をずらすだけで当日の経路情報が再検索され、すぐに情報が更新されます。このことも、日々の活動でRODEMを活用できているポイントの1つです。

また、移動の計画時や当日の移動時に加えて、精算時に便利に使えることもRODEMの魅力の1つだと感じています。当社では、移動時の小口精算は各自が実際にかかった経費を調べて、それをExcelに入力して申請するのですが、その作業が面倒と感じる者も多く、中には申請をしていない社員もいます。しかしながら、RODEMであれば実際に利用した経路情報と金額がCSVで出力できるので、その情報をExcelにそのまま入力するだけで申請準備が可能になります。
後は、社内の小口精算システムとRODEMが連携してくれれば、自動で精算が完了できますので言うことないですね。

さらに、スマートフォンからRODEMの登録ができるようになると、より利便性が増すと考えています。現状では、PCでRODEMを立ち上げてWeb上から登録をしていますが、日中は移動を伴うことが多いため、電車に乗っている移動時間中にスマートフォンでRODEMの登録ができるようになると嬉しいですね。とは言いながら、現時点でも十分に利便性の高さを感じていますし、時間の節約にも大いにつながっていますので、今後は「今以上に良くなる」という期待感しかありません。これからも継続的にRODEMを利用していきたいと考えています。

■RODEMに期待すること

「RODEMのさらなる発展を、いちユーザー、いちファンとして大いに期待している」

当社は、基本的に社員全員が効率良く仕事をしたいという思いが強い会社です。そのため、少しでも良いノウハウやツールがあれば積極的に社内共有し、本当に良いものは全社で導入しようという文化があります。RODEMも、将来的には全社で導入できる本当に良いツールだと感じていますので、まずは個人への紹介から始めていき、ゆくゆくは全社導入していきたいと考えています。
私自身が「駅すぱあと」ユーザーですので、「駅すぱあと」アプリのレベルの高さは十分に理解しているつもりです。

「RODEM」は、その「駅すぱあと」を開発したヴァル研究所が開発・提供するサービスですから、今後「駅すぱあと」に匹敵するレベル(見た目、操作のしやすさ、高速に動き且つリアルタイムで情報が更新される機能など)に、完全に追いついていくことを確信しています。

今後のRODEMのさらなる発展を、いちユーザー、そしていちファンとして大いに期待しています。